2006年02月10日

白夜行 第5話

 雪穂の隠されていた姿が露になった第5話・・・。タイトルも太陽(昼)から月(夜)に・・・。
0501.jpg

0502.jpg0503.jpg

 雨を見て忌まわしい"過去"を思い出した亮司と雪穂・・・

0504.jpg
0505.jpg

 シーツを巻きつけてバスに入るオンナって・・・いないよ


0506.jpg0507.jpg

 「雪穂が幸せじゃなきゃ、オレが死んだ意味ないんだよ」 

 亮司は雪穂の幸せを思って再び身を引く・・・

 (NA)なぁ、雪穂。知ってる? 地球からは月の裏側はみえないんだ。輝くその顔の裏側がどうなっているのかオレ達は見ることはできない。
 ちょっと違うか? 写真でなら見れるんだから・・・。オレは知ろうとしなかっただけなのかもしれないな。月の裏側・・・隠されていたあなたの姿を・・・

0508.jpg0509.jpg

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 篠塚に会うことを期待して茶店でたたずむ雪穂。

0510.jpg0511.jpg

 そこに篠塚が現れる。

0512.jpg0513-1.jpg

 更に江利子が現れ、雪穂は二人が交際していることを知る・・・。


 後日江利子と篠塚と食事をした雪穂は、

0513-2.jpg
0514.jpg0515.jpg

天真爛漫に生き、自分が『幸せ』であることに気付かない真っ直ぐな江利子が

0516.jpg0520.jpg
0521.jpg0522.jpg

篠塚に強く愛されていることに強い嫉妬を覚える。

 この醜い表情、ある意味たまらないッス。

 
目先のルックスに惑わされず、「自然に気遣いが出来る娘」を選べるそふいう人に私はなりたい・・・
0517.jpg0518.jpg
0519.jpg


 亮司のアジトで、

0523.jpg0524.jpg

やっちゃってくんないかな? 藤村都子とおんなじように・・・」と強姦を依頼する雪穂。

0525.jpg0526.jpg

ただその娘を不幸にして欲しいの・・・
冗談だろ・・・

0527.jpg0528.jpg

ねぇ、リョウだってそう(不公平)だって思うことあるでしょ?
ねぇよ! あったとしてもわざわざ人の幸せ壊してやろうなんて思わねぇよ。
 本気で思ってるんだったら病院行ったほうがいいよ


0529.jpg

ねぇ、ほんとにそう思うことない?
ねぇよ
ほんとに?
しつこいな!
そっか・・・

0530.jpg

 江利子への陵辱を一度は断る亮司。このあたりは幼い頃から大人におもちゃにされてきた雪穂と雪穂に出会うまでは比較的平凡に暮らしてきた亮司の生活環境の差が出ている。というかこういう環境に育って性格が形成された雪穂の心情を理解することは、彼女のすべてを受け止めて生きていくことを決意した亮司であっても難しいはず。この心理描写の巧みさこそがドラマのいいところだと思う。

 雪穂にいわれた「不公平感」についてを友彦に聞いてみる亮司。

0531.jpg

めちゃめちゃあるよ。だってさオレすっげえ腹ゆるいもん

0532.jpg

もうさ、"あっ"と思ったら

0533.jpg

突然下すレベルでさ・・・

0534.jpg

間に合わなくて何度泣きをみたことか・・・

0535.jpg

中学のころなんかさ、オレそうとう暗かったよ

0536.jpg

家でも荒れててさぁ、『こんなウ○コのでやすいカラダに産みやがって!』

0537.jpg0538.jpg

合コンでさ、意外とツカめるんだよ、コレ

 これは第4話のこのシーンが伏線。

0576-1.jpg0576-2.jpg

 同じお腹がゆるい男(寸前で泣きを見るほどではないが)としてワロタ。ネタにする勇気はないけど。それにしても友彦、いいヤツだなぁ。亮司と雪穂との差、ってこういう友達の差というか他人に対する信頼感の差なのかな? と思う。


 雪穂の性格の破綻に気付きカウンセリングを勧める礼子・・・。

0539.jpg0540.jpg

ホンマは誰のことも信じてへん。誰にも心の内を見せる勇気がないんや
そんなの見せたって・・・

 友彦の話を聞いて「前向き」に生きることを勧める亮司・・・。

0541.jpg0542.jpg

笑い飛ばせとは言わないけど不幸を振りかざしても仕方ないし、やったとしても結局雪穂後悔するだけじゃない?

 結局この「笑い飛ばせ」に引っかかってしまうんだな・・・、雪穂は。

 脅しをかけてきた松浦と組むことによって亮司を呼び出す雪穂。

0543.jpg0544.jpg
0545.jpg0546.jpg

 まんまと呼び出される亮司。

tako.jpg

 松浦行きつけのおでん屋が「たこ焼きパパさん」というのはどうなんだろ? 私的には小ネタとしておkだけど、あざといと感じる人もいるかも。


0547.jpg0548.jpg

 松浦いきつけのラブホをしっかり把握している亮司^^;

0549.jpg0550.jpg

リョウは正しい。でも正しいことなんて言われなくてもわかってんだよ

(松浦と雪穂が部屋に入る。しばらくして・・・)
0551.jpg

なんか、途中から泣き出しやがってよ・・・。なんかめんどくせぇなぁ

0552.jpg0553.jpg

帰ろ、雪穂・・・(すっかりヘタれモード復活)
これ見て!

0554.jpg

0555.jpg0556.jpg

ちゃんと見なさいよ! 私がされてきたこと
私間違ってるんだよね。不公平だって思ってるのは間違ってるんだよね!

0557.jpg0558.jpg

これ笑えるようにならなきゃいけないんだよね!
言われたくなかった! リョウだけには言われたくなかった!

0559.jpg

やってやるよ。雪穂の人生ボロボロにしたのはオレとオレのオヤジだから・・・

 結局、雪穂の小芝居に騙されて新たな犯罪に手を染める亮司。いくら亮司が正論を振りかざしても例の写真を見せられたら何も言えないよなぁ。不幸を笑い飛ばすことは出来なくても、利用することは出来るんだな。

 こうやって過去を利用しているところを見ると、過去が「トラウマ」になっているのはむしろ亮司の方で、雪穂は案外吹っ切っている部分があるのかなと思ってしまう。

 松浦と部屋に入ったところは、途中で松浦が出るところまで二人の計算じゃないかと思う。松浦は写真をネタに亮司からカネが欲しいだけだし、雪穂は亮司を隷属させられればカネなんかいらないし、お互いの肉体には興味がないはずだし・・・。亮司を呼び出すためだけのコンビだから。


 亮司を隷属させた雪穂は更に「家を出る」とカマをかけて礼子を黙らせる・・・。

0560.jpg0561.jpg
0562.jpg

 そしてある晩、江利子が篠塚の家に向かう途中に暴漢に襲われる。

0563.jpg0564.jpg
0230.JPG0325.jpg
0472.jpg
東宝芸能は背中もNGだそうです。


 教会の前でたたずむ亮司。

0565.jpg0566.jpg

いつもこうなっちゃうんだよな・・・

 雪穂に再び犯罪の片棒を担がれたことに怒り、すべて計算だったんだろうと雪穂を責める亮司。

0567.jpg

他の人とは違う、リョウにはわかって欲しいと思っている」と説く雪穂。

0568.jpg

 結局「相手のキモチはどうでもいい」ことだから同じだと吠える亮司。 

0569.jpg

 「私にはリョウしかいないんだよ」と甘える雪穂。

0570.jpg

 「こんだけ言うこと聞くヤツ他にいないしなぁ。
 「もう何言われてもオレ騙されているようにしか思えなくなっちゃったんだよ。
 信じられないんだよ、雪穂のこと


0571.jpg

全部計算だったからって何なの?

0572.jpg

リョウ・・・、騙されるほうがバカなのよ

0573.jpg0574.jpg

キレる亮司。

じゃあ
 
(NA)なぁ雪穂、月の裏側にはひとすじの光もなかったよ。ひとかけらの優しさも、ぬくもりも、美しさもなかった。
 だけどなぁ雪穂・・・オレを傷つけて去ることがあなたのやり方だったこと、いつの日も変わらないあなたの優しさだったこと、あの無茶苦茶な我がままだって一度でいいから幸せな子供のように甘やかされたかっただけなんだって、今ならちゃんとわかるんだけどなぁ。


0575.jpg

ごめんね、リョウ

 最後の雪穂の泣きの意味は? 「傷つけて去ることが亮司に対する優しさ」だから仕方なく捨てセリフを吐いたってこと? それとも思ってもいないことを言って傷つけてしまった、という後悔? 雪穂の心情がわからない、というか「裏側」を見せたといいながらも完全には理解できないところに今後の含みがあるのではないか。

 第4話でダークでクールになりつつあった亮司が再び、雪穂の飼い猫のようになってしまった第5話。おそらく第6話か第7話で原作中盤のヤマを迎えて完全にダークサイドにハマるはず。ここでクールな亮司が形成されるか、雪穂のいいなりのままか、といったところも注目。

 ここまですべての犯罪に無理のない動機をつけているのはすごいと思う。原作には二人の行動の一部が記述されているだけで、心理描写が全くないので当然犯罪の動機はわからない。

 ミステリー小説としてその事件の不可解さに引き込まれることは事実だが、読了したときに「あの事件の動機って結局何だったんだろう?」と感じるところがあったのも事実。そこを補うために原作の設定をちょこちょこ変えつつも答えを出し続けるこの脚本はやっぱりいいと思う。

 話の内容からしてある程度動機の見えない理不尽な事件があっても許容されるのではと思うのだが、一つづつ確実に事件の背景を描く丁寧な仕事振りにはとても感心させられる。

 いきなりこんなことを書いたのは原作を読んだ際に「江利子の事件」の動機が雪穂の嫉妬だけでは亮司を動かすには弱い、と感じていたからである。雪穂が亮司を強請ったとなればある程度の説明はいく。これからも動機が弱い、と感じているところがあるのでそこを埋めてくれるのではという期待を持ちつつ見続けて行きたい。
posted by グロス at 23:16| Comment(0) | TrackBack(1) | 綾瀬はるか・白夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/13106356

この記事へのトラックバック

白夜行 第5話
Excerpt: 雪穂の為に罪を重ねていく亮司と大学生になり普通に恋をして普通の生活を送る雪穂。亮司には雪穂に対する憎悪が芽生えはじめたが、今回はどうなるのでしょうか??   第5話の簡単なあらすじ雪穂(..
Weblog: みんなのうた♪
Tracked: 2006-02-12 00:09